長野市で
行われた
スピードスケートの
全日本選手権は
短距離種目で
競う「スプリント
部門」の
女子で
高木美帆選手が
3大会ぶり
2回目の
総合優勝を
果たしました。
スピードスケートの
全日本選手権は
大会最終日の29
日、500
メートルと1000メートルを
2回ずつ
滑った
総合成績で
競う「スプリント
部門」の
2回目の
レースなどが
行われました。
このうち女子では高木美帆選手が28日のレースで国内最高記録を更新した1000メートルの2回目に臨みました。
1回目を終えて首位の高木選手は29日も安定した滑りを見せて1回目でマークした国内最高記録に迫る1分13秒86の好タイムで1位となりました。
高木選手はもう1種目の500メートルも2位と好成績で、3大会ぶり2回目の総合優勝を果たしました。
男子は1回目を終えてトップだった22歳の松井大和選手が29日のレースでも500メートルで5位、1000メートルで6位と上位に入り初めての総合優勝を果たしました。
高木「来年2月の世界距離別選手権で勝つことが目標」
女子の「スプリント部門」で総合優勝を果たした高木美帆選手は「500メートルのレースでは思うようにタイムを伸ばせず悔しい気持ちがある。優勝できたことよりも、1本1本のレースに対する反省に今後、どう対応するかが大事だと思う」と話しました。
3種目で国内最高記録を更新した今大会については「勢いでいったところもあるが、少しずつ自分がイメージした滑りが安定してできるようになってきている」と話しました。
そのうえで「今シーズンは来年2月の世界距離別選手権で勝つことを目標に掲げている。自分のイメージをさらに進化させていきたい」と話しました。