日本新聞: 名城大准教授刺傷事件「前日にはさみ用意」逮捕の学生供述

名城大めいじょうだい准じゅん教授きょうじゅ刺傷ししょう事件じけん「前日ぜんじつにはさみ用意ようい」逮捕たいほの学生がくせい供述きょうじゅつ

Jan 11, 2020 11:01

Furigana

名古屋なごや市しの名城めいじょう大学だいがくで10日にち、准じゅん教授きょうじゅが刃物はもので刺さされた事件じけんで殺人さつじん未遂みすいの疑うたがいで逮捕たいほされた理工学部りこうがくぶの男子だんし学生がくせいが「先生せんせいを刺さそうと考かんがえ、前日ぜんじつにはさみを用意よういした」と供述きょうじゅつしていることが捜査そうさ関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで新あらたにわかりました。学生がくせいはレポートの提出ていしゅつが間に合まにあわないことの謝罪しゃざいとして、准じゅん教授きょうじゅを訪たずねていたことが分わかっていて、警察けいさつが事件じけんに至いたるまでのいきさつを調しらべています。名古屋なごや市し天白てんぱく区くにある名城めいじょう大学だいがく「天白てんぱくキャンパス」の研究けんきゅう実験じっけん棟とうで10日にち、理工学部りこうがくぶの40歳さいの准じゅん教授きょうじゅの男性だんせいが刃物はもので刺さされてけがをし、警察けいさつは理工学部りこうがくぶの３さん年生ねんせい、野原のはら康かん佑たすく容疑ようぎ者しゃ（22）を准じゅん教授きょうじゅの首くびなどをはさみで刺さした殺人さつじん未遂みすいの疑うたがいで逮捕たいほしました。

男子だんし学生がくせいは当時とうじ、レポートの提出ていしゅつが期限きげんに間に合まにあわないことの謝罪しゃざいとして、准じゅん教授きょうじゅがいる研究けんきゅう室しつを訪たずねていて、これまでの調しらべに対にたいし、「単位たんいをあげないと言いわれ腹はらが立たった」と供述きょうじゅつしているということです。