日本新聞: 安倍首相「燃焼し尽くす決意で」自民総裁４期目重ねて否定

安倍あべ首相しゅしょう「燃焼ねんしょうし尽つくす決意けついで」自民じみん総裁そうさい４よん期き目め重かさねて否定ひてい

Jan 12, 2020 12:01

Furigana

安倍あべ総理そうり大臣だいじんはＮＨＫえぬえいちけいの日曜にちよう討論とうろんで「すべき時ときが来くれば衆議しゅうぎ院いんの解散かいさんにちゅうちょしないが全まったく考かんがえていない」とした一方いっぽう、自民党じみんとう総裁そうさいとして４よん期き目めを目指めざすことには否定ひてい的てきな考かんがえを重かさねて示しめし、「まだ１いち年ねん９きゅうか月かげつもあるので、燃焼ねんしょうし尽つくす決意けついで臨のぞんでいきたい」と強調きょうちょうしました。この中なかで、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは憲法けんぽう改正かいせいについて「最近さいきんの世論せろん調査ちょうさでも、『憲法けんぽうの議論ぎろんを前まえに進すすめよ』との国民こくみんの声こえは大おおきなものがあり、国会こっかい議員ぎいんは受け止うけとめなければならない。憲法けんぽう審査しんさ会かいで、与野党よやとうの壁かべを越こえて建設けんせつ的てきな議論ぎろんが行おこなわれることを強つよく期待きたいしたい」と述のべました。

そのうえで、「私わたし自身じしんの手てで憲法けんぽう改正かいせいを成し遂なしとげたいという思おもいには全まったく揺ゆらぎはない」と述のべ、改正かいせいに強つよい意欲いよくを示しめしました。

一方いっぽうで、「憲法けんぽう改正かいせいの是非ぜひを、衆議院しゅうぎいん解散かいさんの大義たいぎとして国民こくみんに信しんを問とう考かんがえはあるか」と問とわれたのに対にたいし、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「解散かいさんは全まったく考かんがえていない。今いままで私わたしの手てで２に回かい解散かいさんし、幼児ようじ教育きょういくの無償むしょう化かなどは解散かいさんして国民こくみん的てきな支持しじを得えて初はじめて成し遂なしとげることができた。そういう意味いみで解散かいさんすべき時ときが来きたと思おもえば、解散かいさんすることにちゅうちょしないが、現在げんざいのところ全まったく解散かいさんは考かんがえていない」と述のべました。

また、来年らいねん９月くがつ末まつまでとなっている自民党じみんとう総裁そうさい任期にんきをめぐり、４よん期き目めを目指めざすかどうかについては「それはもう、本当ほんとうに考かんがえていない。頭あたまの片隅かたすみにもない。去年きょねんの参議院さんぎいん選挙せんきょで約束やくそくしたことをしっかりと達成たっせいしていくことが私わたしの責任せきにんだ。まだ１いち年ねん９きゅうか月かげつもあるので、この間このかんに私わたし自身じしん、燃焼ねんしょうし尽つくす決意けついで臨のぞんでいきたい」と強調きょうちょうしました。