家庭で
消費するモノや
サービスの
値動きを
見る
先月の
消費者物価指数は、
前の
年の
同じ月と
比べて0.7%
上昇しました。
ガソリンの
値上がりが
影響し、
上昇の
幅はこれまでより
大きくなりました。
総務省によりますと
先月、
去年12
月の
生鮮食品を
除いた
消費者物価指数は、
平成27
年を100とした
指数で102.2となり、
前の
年の
同じ月と
比べて0.7%
上昇しました。
指数が上昇するのは、これで36か月連続です。
先月は、材料費や人件費の上昇で、すしや焼き肉などの「外食」が高くなったほか、去年10月の消費税率引き上げの影響で、JRの普通運賃が前の年の同じ月と比べて上昇しました。
一方、増税と同時に幼児教育と保育の無償化が始まったため、幼稚園などの保育料は先月も前の年と比べて大きく下がりました。
ただ、先月の指数の上昇幅は、ガソリン価格の値上がりを受けて、去年11月の0.5%から、0.2ポイントさらに大きくなりました。
総務省は「物価の緩やかな上昇傾向に変わりはない」としています。
また24日は、去年1年間の消費者物価指数も発表され、生鮮食品を除いた指数は、前の年と比べて0.6%上昇しました。
日銀が目標に掲げる2%の物価上昇率は大きく下回るものの、消費者物価指数は、これで3年連続のプラスで、緩やかな上昇が続いています。