スマホ
決済サービス「
7pay」の
不正利用事件で、
警視庁が
指示役とみられる
中国人の
女を
詐欺の
疑いで
逮捕していたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
一連の
事件で、
指示役とされる
人物が
逮捕されるのは
初めてです。
逮捕されたのは
中国籍で
住所不定の
張薇容疑者(29)です。
捜査関係者によりますと、ことし7月、すでに逮捕されている実行役の男に指示して、東京 東大和市のセブンイレブンで「7pay」の利用者のIDとパスワードを不正に使って電子マネーおよそ4万円分をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
詐欺の実行役の男は、ほかにも複数の店舗で同じ手口で電子マネーなどをだまし取っていたということで、警視庁は張容疑者が「7pay」の利用者のIDとパスワードを伝えて指示していたとみています。
一連の事件で、指示役とされる人物が逮捕されるのは初めてです。
「7pay」をめぐっては、ことし7月のサービス開始直後から不正利用が相次いだため、ことし9月末で終了し、警視庁は背後に国際的な組織が関与しているとみて実態の解明を進めています。