2027
年の
開業を
目指すリニア
中央新幹線で、
神奈川県に
新たに
設けられる
駅の
起工式が
行われ、
東京と
名古屋の
間に
設置される
中間駅としては
初めて工事が
始まりました。リニア
中央新幹線の「
仮称・
神奈川県駅」は
相模原市緑区に
建設される
予定で22
日の
起工式には
JR東海や
地元の
自治体の
関係者などが
出席し
玉串をささげるなどして
工事の
安全を
祈願しました。
リニア中央新幹線は2027年に東京・品川と名古屋との間で先行して開業する予定です。
東京・名古屋間には6つの駅が設置される予定で始発や終着駅となる東京の品川駅と名古屋駅では今ある駅の地下ですでに工事が進められていますが、途中に設置される中間駅としては今回が初めての着工となります。
神奈川県の駅は中間駅としては唯一、地下にできることになっていて、地下30メートルの場所に2つのホームと4つの線路が設けられ、2027年3月までに完成する予定です。
JR東海の金子慎社長は「中間駅として唯一の地下駅で工事に時間もかかるのでスタートできて本当によかった。リニア中央新幹線は日本経済を活性化させる大きな期待を背負っているので、できるだけ早く開業できるよう工事を進めていきたい」と話していました。
国交相「災害の備えとしても重要」
リニア中央新幹線の中間駅の工事が本格的に始まったことについて赤羽国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、「リニアは三大都市圏の間の人の流れを劇的に変え、国民生活や経済活動に大きなインパクトをもたらすことになる。また、三大都市圏を結ぶ大動脈がリニアと新幹線で多重化することで災害への備えとしても重要だ」と述べました。
一方、リニア中央新幹線の建設をめぐっては静岡県が環境への影響が懸念されるとして県内のトンネル工事の着工を認めていません。
これについて赤羽大臣は「地元が抱える懸念や不満を建設主体のJR東海が受け止めて、意思疎通を図ることが大事だ。予定どおりのリニア開業には期待も大きいことから国土交通省としても、事業全体が円滑に進むよう引き続き、必要な調整や協力を続ける」と述べて、国が間に入って調整を続ける考えを改めて示しました。
2027年の開業を目指す
リニア中央新幹線の品川ー名古屋間は、2014年、平成26年に工事の実施計画が認可され、現在、2027年の開業を目指し、各地で駅やトンネルの工事が進められています。
大阪までの延伸工事は名古屋までの開業の後に進められる方針で、当初は2045年の全線開業が予定されていましたが、最大8年前倒しすることを目指して計画が進められています。