抗議活動が
続く香港で、
予定どおり
行えるかが
注目されていた
区議会議員選挙は、すべての
投票所で
投票が
終わり、
現在、
開票作業が
進められています。
一連の
抗議活動を
受けて
市民の
関心は
高く、
投票率が
過去最高となり、
民主派が
親中派を
上回る議席を
獲得するかが
焦点です。
4年に
1度行われる
香港の
区議会議員選挙は、18の
区議会の
合わせて452の
議席を
選ぶもので、
市民による
直接投票のため
香港では
最も民意を
反映しやすい
選挙とされています。
抗議活動が激しさを増す中、政府寄りの親中派の政党などから安全で公正に行えるのかという懸念の声があがり、今回は600余りある投票所すべてに重装備の警察官が配置されるなど厳重な警備態勢がとられました。
投票は一部を除いて日本時間の昨夜11時半に締め切られ、選挙管理委員会によりますと、すべての投票所で大きな混乱なかったということです。
投票率は71.2%と、過去最高だった前回、4年前を24ポイント余り上回り、関心の高さがうかがえます。
現在、開票作業が進められていて、一連の抗議活動を通じて広がった政府への反発を背景に、およそ3割の勢力にとどまっていた民主派が親中派を上回る議席を獲得するかが焦点です。