石破総理大臣はAPECの
首脳会議など一連の
日程を
終えペルーを
出発しました。
このあとブラジルを
訪れてG20サミットに
出席し、
貧困や
気候変動などの
国際課題に
途上国と
連携して
取り組む姿勢を
強調する
方針です。
ペルーで開かれていたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は日本時間の17日閉幕し、石破総理大臣は地域の持続可能な成長と繁栄の実現に貢献していく考えを示すとともに、日本が7年後の2031年の議長国に立候補することを表明しました。
石破総理大臣は記者団に対し「国際社会が極めて複雑化している中、APECの協力の重要性がいっそう高まっている。いろいろな分野での日本としての具体的な責任の果たし方について話をした」と述べました。
また、現地では中国の習近平国家主席と初めて会談し、建設的で安定的な両国関係を構築していく方向性を確認した上で、意見の相違がある中でも会談を重ねていくことで一致しました。
アメリカのバイデン大統領や韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領ともそれぞれ個別に会談したほか、日米韓3か国の首脳会談も行い連携を確認しました。
そして、日本時間の午前4時半すぎ、次の訪問先のブラジルに向けて政府専用機で出発しました。
ブラジルではG20=主要20か国の首脳会議に出席し貧困や気候変動などの国際課題に途上国と連携して取り組む姿勢を強調する方針です。