北海道中標津町の
農協が「
おなかに
優しい牛乳」として、
消化されにくいとされる
成分を
含まない
牛乳の
販売を
始めました。
この牛乳は、
中標津町農協が「なかしべつ
牛乳プレミアム」として
先月発売しました。
農協によりますと、牛乳のたんぱく質の「ベータカゼイン」には消化されやすいものと、されにくいとされるタイプの2つがあり、一般的にはどちらも含まれるということです。
農協は、牛の遺伝子を調べて消化されにくいとされるタイプを含まないと判明したおよそ30頭の牛から搾乳し、農協の工場で週に200本ほど製造しているということです。
ニュージーランドなどではこうした牛乳はすでに普及しているということです。
中標津町農協の高橋勝義組合長は「少しずつ牛の頭数を増やして多くの人に飲んでもらえるようにしていきたい」と話しています。