特別背任の
疑いで
再逮捕された
日産自動車のカルロス・ゴーン
前会長について
東京地方裁判所は9
日、
弁護士が
求めていた
勾留の
取り消しを
認めない
決定をしました。
弁護側はこれを
不服として
準抗告の
手続きを
取る方針です。
日産自動車の
前会長、カルロス・ゴーン
容疑者(64)は、
私的な
損失の
信用保証に
協力したサウジアラビア
人の
実業家の
会社に
日産の
子会社から16
億円余りを
不正に
支出した
などとして、
先月21
日、
特別背任の
疑いで
再逮捕され、
東京地方裁判所は11
日までの
勾留を
認めています。
裁判所では8日、ゴーン前会長も出廷して勾留の理由を明らかにする手続きが行われ裁判官は「証拠隠滅や逃亡の疑いがある」などと説明しましたが、前会長は無罪を主張し、このあと、弁護士が勾留の取り消しを裁判所に求めていました。
これについて裁判所は9日、勾留の取り消しを認めない決定をしました。弁護側はこれを不服として準抗告の手続きを取る方針です。