今月下旬に
予定される
2回目の
米朝首脳会談に
向け、アメリカのビーガン
特別代表は
6日、
北朝鮮の
首都ピョンヤン(
平壌)を
訪れて
実務協議を
行うことになりました。
2回目の
米朝首脳会談は
今月下旬、ベトナムの
中部ダナンで
開かれることが
有力視されていて、
これを
前に、
アメリカのビーガン
特別代表は
北朝鮮と
実務協議を
行うため
韓国を
訪れています。
アメリカ国務省は、ビーガン特別代表が6日、北朝鮮の首都ピョンヤンを訪れ、北朝鮮で交渉を担当するキム・ヒョクチョル氏と、米朝首脳会談に向けた協議を行うと発表しました。
発表では「トランプ大統領とキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が約束した、完全な非核化と、米朝関係の改善、それに朝鮮半島の恒久的な平和の構築についてさらなる進展を図る」としています。
ビーガン特別代表は先の首脳会談での合意を同時並行的に進め、最終的には北朝鮮にすべての核兵器の申告を求めるとする一方で、今回の協議では北朝鮮が求める見返りについても話し合う用意があるという考えを示しています。
トランプ大統領は、米朝首脳会談の日程や開催地を近く明らかにする見通しで、今回の実務協議で北朝鮮から非核化の具体的な措置をどこまで引き出せるかが焦点です。