北欧のフィンランドとスウェーデンは18日、NATO=北大西洋条約機構にそろって加盟申請する予定です。
フィンランド議会は17日、NATOへの加盟申請を賛成多数で承認し、フィンランドのNATO加盟申請が正式に決まりました。
ニーニスト大統領は同じく加盟申請するスウェーデンを訪問し、アンデション首相と首脳会談を行いました。
18日にブリュッセルのNATO本部で、両国が一緒に申請書を提出するということです。
一方、フィンランドとスウェーデンの加盟について、NATO加盟国のトルコが難色を示しています。
アンデション首相は「議論をして疑問点があればただすため、トルコに赴く用意がある」と話し、トルコ側と協議する意向を示しました。
また、ニーニスト大統領とアンデション首相は、19日からアメリカのワシントンを訪問してバイデン大統領と会談する予定です。