2日午後、大阪市の学校から「体育大会の途中で生徒などが熱中症になった」と消防に連絡がありました。生徒29人と見に来ていた人の1人が病院に運ばれました。生徒の1人は重症でした。
2日の大阪市は、気温が29.2℃まで上がりました。
専門家は「今の季節は体が暑さにまだ慣れていないため、汗が出にくくて、熱中症になりやすいです。体が暑さに慣れるまでは、2週間ぐらいかかります。少し暑い日に30分ぐらい散歩をしたり、お風呂に入ったりして、少しずつ汗が出るようにすることが大切です」と話しています。
総務省消防庁によると、5月29日までの約1か月に、日本中で2572人が熱中症で運ばれました。消防庁は「具合が悪いと思ったら、迷わないで119番に電話をしてください」と話しています。
