午後は、関東南部などでも局地的に激しい雷雨になる見込みで、気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水、落雷や突風、それに「ひょう」などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、2日は東北や関東で大気の状態が不安定になり「ひょう」も降りました。
3日は、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んでいる影響で、東北から関東甲信を中心に大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
レーダーによる解析では、午前11時までの1時間に山形県戸沢村で、およそ60ミリの非常に激しい雨が降ったとみられます。
大気の非常に不安定な状態は、3日夜遅くにかけて続く見込みで、局地的に積乱雲が発達して激しい雷雨になる見通しです。
関東北部を中心に、局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
落雷や竜巻などの激しい突風のほか、再び「ひょう」が降るおそれもあります。
急に冷たい風が吹いたり、あたりが暗くなったりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合、屋外では頑丈な建物に移動する、室内ではカーテンを閉めて窓から離れるなど、安全を確保するようにしてください。