東京都内で大麻由来の成分を含む可能性があるグミを食べた人が体調不良を訴え搬送された問題で、大阪府内でも今年、同種のグミを食べた20〜30代が中心の男女十数人が搬送されていたことが16日、大阪府警への取材で分かりました。都内で搬送された人が食べたグミと製造元が同じグミを食べた人もおり、府警が成分の鑑定を進めています。
府警によると、9月に搬送された20代の男性4人は、いずれも嘔吐(おうと)や体の震えなどの症状を訴えました。うち1人は「交流サイト(SNS)で知り合った人から10粒入り7千円で購入した」と話したということです。
4人が食べたグミは大阪市の会社が製造したもので、パッケージには大麻由来の合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」の表記がありました。