今月3日、
松江市内の
認定こども
園で、
節分の
行事に
参加していた
4歳の
男の子が、
豆をのどに
詰まらせて
死亡していたことがわかりました。
園児たちは、
柔らかくした
豆を
食べたあと、
豆まきをしていたということで、
市は
状況を
詳しく
調べる必要が
あるとして、
警察に
届け出ました。
松江市によりますと
今月3日、
松江市東朝日町の「
松江認定こども
園」で、
園児およそ20
人と
保育士8人が
参加して、
節分の
行事が
行われました。
園児たちは柔らかくした豆を年の数だけ食べたあと、豆まきをしましたが、その途中で、4歳の男の子が倒れていることに保育士が気付きました。
施設の看護師がその場で手当てをし、男の子は病院に搬送されましたが、豆をのどに詰まらせたことによる窒息で、まもなく死亡しました。
豆まきに参加していた保育士は誰も男の子の異変に気付かず、のどに詰まったのが食事の時なのか、豆まきの時なのかは、わからないということです。
会見を開いた松江市は「これ以上のことは、わからない」と説明したうえで「当時の状況を詳しく調べる必要がある」として、警察に届け出たことを明らかにしました。
会見を開いた松江市安心子育て推進室の松尾純一室長は「亡くなったお子さんのご冥福を祈るとともに、ご家族に心よりお見舞い申し上げます。今後は警察の捜査などを踏まえて、安全対策や職員の研修など、再発防止策を考えていきたい」と述べました。