日本新闻: 自粛休校など効果分析 19日めどに今後の方向性専門家会議

自粛じしゅく休校きゅうこうなど効果こうか分析ぶんせき 19日にちめどに今後こんごの方向ほうこう性せい専門せんもん家か会議かいぎ

Mar 10, 2020 05:03

Furigana

新型しんがたコロナウイルス対策たいさくの専門せんもん家か会議かいぎのメンバーが、会議かいぎが開ひらかれたあと厚生こうせい労働ろうどう省しょうで記者きしゃ会見かいけんを開ひらき、現在げんざい行おこなわれている大だい規模きぼイベントの自粛じしゅくや全国ぜんこくの学校がっこうに対にたいする一斉いっせい休校きゅうこう要請ようせい、それに北海道ほっかいどうでの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんを受うけた対策たいさくなどの効果こうかを分析ぶんせきした結果けっかを基もとに、今月こんげつ19日にちをめどに現在げんざいの対策たいさくを継続けいぞくする必要ひつようがあるかどうかなど、今後こんごの方向ほうこう性せいについてまとめる考かんがえを示しめしました。専門せんもん家か会議かいぎの副ふく座長ざちょうで地域ちいき医療いりょう機能きのう推進すいしん機構きこうの尾身おみ茂しげる理事りじ長ちょうは「対策たいさくによって、感染かんせんの拡大かくだいする状況じょうきょうにどれくらい変化へんかがあったのか、今月こんげつ19日にちごろになれば見みえてくると思おもう。一般いっぱんの人ひとたちの行動こうどうを変かえてもらったことの成果せいかがどのようなものだったのか、総合そうごう的てきに判断はんだんしたい」と述のべました。

また、専門せんもん家か会議かいぎのメンバーで日本にっぽん感染かんせん症しょう学会がっかいの舘田たてだ一博かずひろ理事りじ長ちょうは「新型しんがたコロナウイルスはインフルエンザのように暖あたたかくなると消きえてしまうものではなく、半年はんとし、１いち年ねんを超こえて対応たいおうを続つづけなければならないと考かんがえている。ウイルスの特徴とくちょうを理解りかいし、感染かんせんを広ひろげないためにどのように行動こうどうを変かえていけばよいのか、多おおくの人ひとに考かんがえてもらう必要ひつようがある」と話はなしています。