梅雨を
迎え、
奈良県葛城市の
履物メーカーの
工場では、レインブーツの
製造と
出荷が
最盛期を
迎えています。
奈良県葛城市の
履物メーカーの
工場では、
この時期通常の
およそ3倍に当たる
1日2000
足前後のレインブーツを、すべて
手作業で
製造しています。
6日は朝から20人ほどの従業員が金型に樹脂を流し込み、くるぶしをすっぽり覆う高さのレインブーツの形を整えたり、ミシンで縫い合わせたりする作業に追われていました。
このところ安い中国製に押され、生産量は10年ほど前のピーク時の半分以下にまで減っているということですが、このメーカーでは、色鮮やかな花柄などおよそ100種類のデザインをそろえて、全国各地からの注文に応じているということです。
工場の担当者は「色とりどりのレインブーツを履いて、憂うつな雨の日も楽しく過ごしてもらいたい」と話していました。レインブーツの製造と出荷のピークは、今月下旬まで続くということです。