日本新聞: 気象庁「今後大雨特別警報を発表する可能性も」

気象庁きしょうちょう「今後こんご大雨おおあめ特別とくべつ警報けいほうを発表はっぴょうする可能かのう性せいも」

Jul 6, 2018 10:07

Furigana

活発かっぱつな前線ぜんせんによる記録きろく的てきな大雨おおあめについて、気象庁きしょうちょうは、６ろく日にち午前ごぜん記者きしゃ会見かいけんを開ひらき、「引き続ひきつづき、猛烈もうれつな雨あめが断続だんぞく的てきに８はち日にちまで続つづく見込みこみで、今後こんご、大雨おおあめ特別とくべつ警報けいほうを発表はっぴょうする可能かのう性せいがある」として、厳重げんじゅうに警戒けいかいするとともに、早はやめに避難ひなんするよう呼よびかけました。気象庁きしょうちょう予報よほう課かの黒くろ良よ龍太りゅうた主任しゅにん予報よほう官かんは、６ろく日にち午前ごぜん10時半じはんから記者きしゃ会見かいけんを開ひらき、「梅雨つゆ前線ぜんせんの活発かっぱつな活動かつどうが続つづき西日本にしにほんと東日本ひがしにっぽんでは、猛烈もうれつな雨あめを伴ともない、すでに広ひろい範囲はんいで記録きろく的てきな大雨おおあめとなっている。引き続ひきつづき、猛烈もうれつな雨あめが断続だんぞく的てきに８はち日にちまで続つづく見込みこみで、今後こんご、重大じゅうだいな災害さいがいの発生はっせいするおそれが著いちじるしく高たかくなり、大雨おおあめ特別とくべつ警報けいほうを発表はっぴょうする可能かのう性せいがある」と述のべ、厳重げんじゅうな警戒けいかいを呼よびかけました。

特とくに、６ろく日にち夜よるから７なな日にちにかけては九州きゅうしゅうや中国ちゅうごく地方ちほう、それに四国しこく付近ふきんに向むかって大量たいりょうの暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこみ、猛烈もうれつな雨あめが降ふるおそれがあるとしています。

そのうえで、「西日本にしにほんと東日本ひがしにっぽんではこれまでの大雨おおあめによって広ひろい範囲はんいで地盤じばんが緩ゆるみ、河川かせんが増水ぞうすいし、氾濫はんらんしている。土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすい、氾濫はんらんに厳重げんじゅうな警戒けいかいが必要ひつようで、今後こんごの気象きしょう情報じょうほうや地元じもと自治体じちたいの避難ひなん情報じょうほうに注意ちゅういし暗くらくなる前まえに早はやめ早はやめの避難ひなんを心こころがけてほしい」と呼よびかけました。