福岡県と
佐賀県、それに長崎県に
大雨の
特別警報が
発表されたことについて、
気象庁の
梶原靖司予報課長は
6日午後6時すぎからの
記者会見で、「
福岡県と
佐賀県、
長崎県では
これまでに
経験したことのないような
大雨になっている。
重大な
危険が
差し迫った
異常事態で、
土砂崩れや
浸水による
重大な
災害がすでに
発生していてもおかしくない
状況だ」と
述べました。そのうえで、「
地元市町村からすでに
発令されている
避難情報に
直ちに従うなど、
適切な
行動をとってほしい。
危険な
場所には
近づかないでほしい。すでに
外出が
危険な
場合には
少しでも
命が
助かる可能性が
高い行動として、
家の
中でも
2階以上や
崖の
反対側などのより
安全な
場所に
退避するなど、
最善を
尽くしてほしい。
これから夜になることから、
周囲の
状況を
十分に
確認して
行動してほしい。
避難を
完了している
場合も
油断しないでほしい」と
述べ、
最大級の
警戒を
呼びかけました。
また「福岡県と佐賀県、長崎県以外でも、西日本と東日本では記録的な大雨となっており、災害発生の危険度が高くなっている」として、ほかの地域でも厳重に警戒するよう呼びかけました。