海洋汚染が
懸念されている
プラスチックごみの
削減を
進めようと、
環境省は、
企業や
団体などの
取り組みを
PRするためのロゴ
マークを
作りました。
レジ袋やペットボトル
などの
プラスチックごみをめぐっては、
海に
流れ出て
生き物が
飲み込むなどして、
生態系への
影響や
海洋汚染が
懸念されていて、
削減の
取り組みが
世界で
広がっています。
これを受けて、環境省は、多くの人にプラスチックの問題に関心を持ってもらおうと、企業や団体、それに自治体などが使うことができるロゴマークを新たに作りました。
ロゴマークには、海に流れ出るプラスチックごみをなくして、海を保全することをイメージして、プラスチックを再利用しながら使う人々と海を泳ぐ魚が描かれています。
また、「賢く使う」などの意味を込めて「プラスチックスマート」という言葉が添えられています。
企業などは、使い捨てのプラスチック製品の削減や、プラスチックに代わる素材を使った製品の開発などの取り組みをポスターやパンフレットなどでPRする際に、ロゴマークを使用することができます。
また、環境省は、専用のウェブサイトを開設し、企業などの取り組みを紹介することにしています。
19日の閣議のあとの記者会見で、原田環境大臣は「世界のプラスチック対策をリードできるように、プラスチックとの賢いつきあい方を全国的に推進していきたい」と述べました。