日本新聞: スイスロカルノ国際映画祭三宅唱監督「旅と日々」が最優秀賞

スイスロカルノロカルノ国際こくさい映画えいが祭さい三宅みやけ唱しょう監督かんとく「旅たびと日々ひび」が最優秀さいゆうしゅう賞しょう

N2 Aug 17, 2025 05:08 1

Furigana 翻译

伝統でんとうある映画えいが祭さい、スイスのロカルノ国際こくさい映画えいが祭さいで、三宅みやけ唱しょう監督かんとくの「旅たびと日々ひび」が最優秀さいゆうしゅう賞しょうに選えらばれました。

ことしで78ななじゅうはち回かい目めとなるロカルノ国際こくさい映画えいが祭さいは、16じゅうろく日にち、授賞じゅしょう式しきが行おこなわれ、三宅みやけ唱しょう監督かんとくの「旅たびと日々ひび」が、コンペティション部門ぶもんにノミネートされた17じゅうなな作品さくひんのうち、最優秀さいゆうしゅう賞しょうの「金きん豹ひょう賞しょう」を受賞じゅしょうしました。

作品さくひんは、日本にっぽんや韓国かんこくで活動かつどうする俳優はいゆうのシム・ウンギョンさんのほか、堤つつみ真一しんいちさんや河合かわい優ゆう実みのるさんらが出演しゅつえんし、シムさんが演えんじる脚本きゃくほん家かが旅先たびさきでの出会であいを通つうじて人生じんせいと向むき合あう様子ようすを描えがいています。

三宅みやけ監督かんとくは授賞じゅしょう式しきで「最悪さいあくなことがたくさん起おきている世界せかいで、映画えいがに何なにができるか繰くり返かえし考かんがえていました。この映画えいがを作つくっている間ま、映画えいがに対たいする愛あいや信頼しんらい、そして、この世界せかいへの愛あいを感かんじることができました」と話はなしていました。

日本人にっぽんじん監督かんとくの作品さくひんが最優秀さいゆうしゅう賞しょうに選えらばれたのは、2007にせんなな年ねんの小林こばやし政広まさひろ監督かんとくの「愛あいの予感よかん」以来いらい、18じゅうはち年ねんぶりです。

また、映画えいが祭さいでは、空音そらね央ひさし監督かんとくの「まっすぐな首くび」が最優秀さいゆうしゅう短編たんぺん映画えいが賞しょうを受賞じゅしょうしました。