昔、
兵庫県に
弁天池という
池がありました。
村の
人たちは、
池に
ある弁天様の
お寺を
大切にしていました。
村に
住む
彦衛門さんは、
弁天池の
仕事をしていました。
ある日、
弁天様が「
彦衛門さんの
家に
行きたい。
でも、
家の
人に
見られたら
困るから、
お嫁さんを
出かけさせてほしい」と
言いました。
但是,如果被家人看见会很麻烦,请让你的妻子出去帮我一下。
弁天様は
美しい
女の
神様です。
彦衛門さんは、
弁天様のことを
断ることができませんでした。
お嫁さんが
出かけると、すぐに
弁天様が
来ました。
2
人は
楽しく
話をしていましたが、
帰ってきた
お嫁さんに
見られてしまいました。
两人正愉快地交谈着,恰在这时,彦右卫门的妻子回到家,发现了他们两人。
お嫁さんは
怒って、
彦衛門さんとけんかを
始めました。
弁天様は「
見られてしまったから、
もうここにいることはできない」と
言って、
雲に
乗って
飛んで
行ってしまいました。
弁天说:“因为被看到了,我已经不能再待在这里了。”说完,她乘着云飞走了。
村の
人たちは、
弁天様が
着ていた
服の
袖を
お寺に
置いて、
祈るようになりました。
村民们把弁天大人在神社穿的和服袖子放下,开始祈祷。
弁天様は
淡路島に
行って、
今も
いろいろな
所を
回っている
そうです。