米オクラホマ州スティルウォーター市で、新型コロナウイルス対策のため買い物客などのマスク着用を義務付けたところ、店員が脅迫されたり暴言を吐かれたりする事件が相次いだため、規制の緩和を余儀なくされました。
スティルウォーター市の発表によると、同市は4月30日に緊急事態宣言を出し、店舗やレストランに入店する客のマスク着用を義務付けました。ところが5月1日にこの措置が施行された直後から、客に着用を促そうとする店員が暴行で脅迫されたり暴言を浴びせられたりする事件が続発しました。中には火器を使うという脅迫もありました。
それでも商店などを危険にさらすわけにはいかず、警官が至る所にいるわけではないという理由で、規定を改定することにしたと説明しました。
米国では4月3日以来、疾病対策センター(CDC)が国民に対して公共の場で顔を覆うことを勧告しています。