台湾をめぐっては、
先月、
アメリカのペロシ
下院議長が
訪問したことに
中国が
強く
反発し、
台湾周辺で
大規模な
軍事演習を
行ったり、
台湾海峡の「
中間線」を
越えて
戦闘機を
飛行させたりして
圧力を
強化しています。
アメリカは、中国がペロシ議長の台湾訪問を利用し、現状変更を試みていると批判しており、台湾への防衛に関与する姿勢を改めて示すことで、中国をけん制するねらいがあると見られます。
アメリカ国防総省は「今回の売却は、現在や将来の脅威に対応する能力の向上につながることが期待される。アメリカなどとの相互運用性をさらに高めることができる」としています。
台湾外交部「米政府 台湾の求め非常に重視」
台湾外交部は、
歓迎の
コメントを
発表し「バイデン
政権下で6
度目、ことしだけで5
度目の
武器売却発表であり、
台湾への
武器売却を
常態化する
近年の
政策が
引き続き実行されている」としました。
そして「今回は台湾の自衛力の強化に必要な多数のミサイルが含まれており、アメリカ政府が台湾の求めを非常に重視していることの表れだ」としています。