まるで人間のように
仁王立ちで
ポーズをとり、
人間と
一緒に
写真におさまる
2頭のマウンテンゴリラの
姿がネット
上で
話題となっています。
仁王立ちで
ポーズをとっているのは、
2頭のメスのマウンテンゴリラで、
アフリカ中部、コンゴ
民主共和国にあるヴィルンガ
国立公園で、
職員が
自撮りで
撮影し、ソーシャルメディアに
投稿しました。
ユネスコの世界遺産に登録されているこの国立公園は、密猟などによって親を失ったマウンテンゴリラのための保護区を併設していて、2頭は2007年に保護されて以来、ここで生活しています。
欧米のメディアによりますと、ふだんから公園の職員と触れ合っているため、時々、人間のまねをするということですが、2本の足で立つことは珍しく、公園の担当者は、「おちゃめな性格がよくあらわれた一枚です」とコメントしています。
ネット上には、「ことし最高の自撮り写真だ」とか、「ゴリラの着ぐるみを着た人間のようだ」など、本物のゴリラだとは信じられないといったコメントが寄せられています。
世界でおよそ1000頭しか生息していないマウンテンゴリラを密猟などから守るため、この国立公園では、600人の職員が働いていますが密猟者との衝突や事故などで去年1年間だけでも9人が命を落としています。公園では、写真に関心を持った人にゴリラの保護のための寄付を呼びかけています。