Báo tiếng Nhật: 熊谷６人殺害事件被告のペルー人２審も無罪主張

熊谷くまがい６ろく人にん殺害さつがい事件じけん被告ひこくのペルー人じん２に審しんも無罪むざい主張しゅちょう

Jun 10, 2019 14:06

Furigana

４よん年ねん前まえ、埼玉さいたま県けん熊谷くまがや市しで３さん軒けんの住宅じゅうたくに次々つぎつぎに侵入しんにゅうして６ろく人にんを殺害さつがいしたとして強盗ごうとう殺人さつじんなどの罪つみに問とわれ、１いち審しんで死刑しけいを言い渡いいわたされたペルー人じんの被告ひこくの２に審しんの裁判さいばんが始はじまり、被告ひこくの弁護士べんごしは責任せきにん能力のうりょくがない状態じょうたいだったとして改あらためて無罪むざいを主張しゅちょうしました。ペルー人じんのナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告ひこく（33）は、平成へいせい27年ねん９月くがつ、熊谷くまがや市しで住宅じゅうたく３さん軒けんに次々つぎつぎに侵入しんにゅうして６ろく人にんを殺害さつがいし、クローゼットや浴槽よくそうに遺体いたいを遺棄いきしたとして、強盗ごうとう殺人さつじんなどの罪つみに問とわれています。

１いち審しんのさいたま地方ちほう裁判所さいばんしょが求刑きゅうけい通どおり死刑しけいを言い渡いいわたしたのに対にたいし、被告ひこく側がわが控訴こうそし、10日にちから東京とうきょう高等こうとう裁判所さいばんしょで２に審しんの裁判さいばんが始はじまりました。

被告ひこくの弁護士べんごしは、統合とうごう失調しっちょう症しょうによる影響えいきょうが大おおきく、責任せきにん能力のうりょくがない状態じょうたいだったとして、１いち審しんに続つづいて無罪むざいを主張しゅちょうしました。

弁護べんご側がわの証人しょうにんとして精神せいしん鑑定かんていをした医師いしが出廷しゅっていし、「犯行はんこう前まえから被告ひこくが統合とうごう失調しっちょう症しょうを発症はっしょうしていたことは間違まちがいなく、犯行はんこうを命令めいれいするような幻聴げんちょうがあった可能かのう性せいもある。病気びょうきの治療ちりょうが行おこなわれていないため、現在げんざいは状態じょうたいが悪化あっかしている」と証言しょうげんしました。