山形県東根市の
マンションで
女性の
医師が
殺害された
事件で、
逮捕された
山形大学の
学生とみられる
人物が、
女性の
部屋に
入る直前には
他の
複数の
部屋の
前に
立ち、
室内の
様子をうかがうような
姿が
防犯カメラに
写っていたことが
関係者への
取材でわかりました。
先月19日、山形県東根市のマンションで、隣の村山市にある眼科クリニックの院長で医師の矢口智恵美さん(50)が頭などを殴られて殺害されているのが見つかった事件で、警察は12日、山形大学4年生の加藤紘貴容疑者(23)を殺人と住居侵入の疑いで逮捕しました。
警察によりますと矢口さんは、先月19日の早朝に殺害されたとみられ、近くの防犯カメラには、午前5時すぎ、2階にある矢口さんの部屋に入る加藤容疑者と見られる人物が写っていました。
またこの人物は、直前には他の複数の部屋の前に立ち、ドアの隙間から室内の様子をうかがうような姿が防犯カメラに写っていたことが関係者への取材で分かりました。
この人物は部屋ごとに、ドアの前で数秒間立ち止まりながら3階から2階へと移動し、最後に矢口さんの部屋に入ったということです。
警察によりますと、これまでの捜査では2人の接点は確認されていないということで、加藤容疑者の自宅を捜索するなどしていきさつを調べています。