スケートボードで
来年の
東京オリンピックにつながる
国際大会が
アメリカで
開かれ、
女子パークで
中学1年生の12
歳、
岡本碧優(みすぐ)
選手が
優勝し、
男子ストリートでは17
歳の
白井空良選手が
準優勝しました。カリフォルニア
州で
開かれた
スケートボードの
国際大会は、
来年の
東京オリンピック
出場をかけた
ポイントの
対象となっており、16
日は、
すり鉢状の
コースで
競うパークと、
町なかのようなコースで
競うストリートの
決勝が
行われました。
このうち女子パークでは、日本選手5人を含む8人で争われ、中学1年生で12歳の岡本碧優選手は、得意とする「エア」を武器に、背中向きに1回転半回る大技「マックツイスト」を成功させるなどして63.16で優勝しました。
また小学5年生の10歳、開心那(ひらき・ここな)選手が3位に入りました。
一方、男子ストリートでは白井空良選手が、後ろ向きに回りながら板も回転させ、階段を飛び降りる大技を決めるなどして35.06で準優勝しました。
この大会で男子パークには、夏と冬のオリンピックの出場を目指す平野歩夢選手がスケートボードの国際大会に初めて出場しましたが、準々決勝で敗退しました。
12歳 岡本碧優選手とは
女子パークで優勝した岡本碧優選手は、岐阜市の中学校に通う中学1年生です。
兄の影響で8歳のころからスケートボードを始めました。
スピードをつけてコースの縁からジャンプする「エア」が持ち味で、去年、中国で行われた世界選手権で5位に入ったほか、ことし5月の日本選手権では準優勝を果たしました。
男子で、去年のアジア大会で優勝した笹岡建介選手の実家に下宿し、笹岡選手やその家族に教えてもらうなどしながら練習を重ねていて、中学生での東京オリンピック出場を目指しています。