先月、
G20
大阪サミットに
合わせて
開かれた
会議に
出席していた
政府系金融機関、「
国際協力銀行」の
前田匡史総裁が、
3日に
風疹と
診断されていたことが
分かりました。
関係者によりますと
前田総裁は
G20
閉幕後の
今月1日に
発疹が
出て、
医療機関を
受診し、
3日に
風疹と
診断されたということです。
風疹はウイルスに感染してから2週間から3週間の潜伏期間があり、その後、発疹や発熱などの症状が出ます。
発疹が出る前後およそ1週間にウイルスを排せつし、飛まつ感染などによって他人にうつすおそれがあるとされています。
関係者によりますと、前田総裁は先月27日から28日にかけてG20に合わせて開かれた会議にロシアの閣僚などと一緒に出席したほか、29日には日本とロシアのビジネス界の代表による会合にも参加していました。
また、G20閉幕後の今月1日には、中国の大使などと一緒に東京で開かれたフォーラムに出席していたということです。
国際協力銀行は「前田総裁が風疹と診断されたかや個別に対応しているかどうかも含めてコメントできない」としています。