日本新聞: 通信アプリ「ＬＩＮＥ」で移住相談宮崎都城自治体で全国初

通信つうしんアプリ「ＬＩＮＥ」で移住いじゅう相談そうだん宮崎みやざき都城みやこのじょう自治体じちたいで全国ぜんこく初はつ

Nov 1, 2019 23:11

Furigana

宮崎みやざき県けん都城みやこのじょう市しは、通信つうしんアプリの「ＬＩＮＥ」を使つかって、職員しょくいんが直接ちょくせつ、移住いじゅうの相談そうだんを受け付うけつける取り組とりくみを始はじめました。市しによりますと、こうした取り組とりくみは、全国ぜんこくの自治体じちたいで初はじめてだということです。ＬＩＮＥを使つかった移住いじゅうの相談そうだん窓口まどぐちの設置せっちには、若わかい世代せだいの人ひとたちに気軽きがるに相談そうだんを寄よせてもらい、移住いじゅう者しゃの増加ぞうかにつなげるねらいがあります。

都城みやこのじょう市しが新あらたにつくったＬＩＮＥのアカウントで、移住いじゅうを希望きぼうする人ひとから仕事しごとや生活せいかつなどの相談そうだんを受け付うけつけ、ＬＩＮＥ上じょうで、担当たんとうの職員しょくいんとメッセージをやり取やりとりします。

市しには昨年度さくねんど、移住いじゅうに関にかんする相談そうだんが178世帯せたいから寄よせられ、主おもに電話でんわで対応たいおうしていました。

しかし、内容ないようによっては、すぐに答こたえられず、電話でんわ口ぐちで相手あいてを待またせてしまうことや、折り返おりかえしの電話でんわをしてもつながらないなど、やり取やりとりがスムーズにいかないケースもありました。

市しでは、ＬＩＮＥを使つかうことで、移住いじゅうの希望きぼう者しゃが、都合つごうのよいタイミングで問い合といあわせをしたり、回答かいとうを見みたりできるほか、市しとしても、調しらべた内容ないようを正確せいかくに相手あいてに伝つたえられるなどのメリットがあるとしています。

市しによりますと、職員しょくいんが直接ちょくせつ、ＬＩＮＥで移住いじゅうの相談そうだんを受け付うけつけるのは、全国ぜんこくの自治体じちたいで初はじめてだということです。

都城みやこのじょう市し総合そうごう政策せいさく課かの石川いしかわ賢哲けんてつ主任しゅにん主事しゅじは「移住いじゅう希望きぼう者しゃに選えらばれる自治体じちたいになるためには、きめ細きめこまかく対応たいおうすることが重要じゅうようだと思おもいます。気軽きがるに利用りようしてもらいたいです」と話はなしています。