日本新聞: 台風13号猛烈な雨台風15号あさって以降東～西日本へ

台風たいふう13号ごう猛烈もうれつな雨あめ台風たいふう15号ごうあさって以降いこう東ひがし～西日本にしにほんへ

Sep 6, 2019 08:09 1

Furigana

非常ひじょうに強つよい台風たいふう13号ごうの影響えいきょうで、西日本にしにほんから東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわを中心ちゅうしんに局地きょくち的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあり、土砂どしゃ災害さいがいなどに十分じゅうぶんな注意ちゅういが必要ひつようです。日本にっぽんの南東なんとうの海上かいじょうにある台風たいふう15号ごうは、８はち日にち以降いこう、東日本ひがしにっぽんや西日本にしにほんに接近せっきんするおそれがあり、気象庁きしょうちょうは今後こんごの情報じょうほうに注意ちゅういするよう呼よびかけています。気象庁きしょうちょうによりますと、非常ひじょうに強つよい台風たいふう13号ごうは沖縄おきなわ県けんの北きたの海上かいじょうを北きたへ進すすんでいて、このあとも北上ほくじょうを続つづける見込みこみです。

台風たいふう周辺しゅうへんの湿しめった空気くうきの影響えいきょうで沖縄おきなわに加くわえ、西日本にしにほんや東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわでも大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになり、局地きょくち的てきに雨雲あまぐもが発達はったつしています。

６ろく日にち午前ごぜん８はち時じまでの１いち時間じかんには、鹿児島かごしま県けん鹿屋かのや市しに国土こくど交通こうつう省しょうが設置せっちした雨量うりょう計けいで37ミリの激はげしい雨あめを観測かんそくしました。

大気たいきの不安定ふあんていな状態じょうたいは７なな日にちにかけて続つづき、局地きょくち的てきに雷かみなりを伴ともなって非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあります。

７なな日にち朝あさまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは、いずれも多おおいところで、

▽九州きゅうしゅう南部なんぶで200ミリ、

▽九州きゅうしゅう北部ほくぶ、四国しこく、鹿児島かごしま県けんの奄美あまみ地方ちほうで150ミリ、

▽沖縄おきなわ地方ちほうで120ミリ、

▽東海とうかいで100ミリと予想よそうされています。

さらに８はち日にち朝あさまでの24時間じかんには、

▽四国しこくで200～300ミリ、

▽九州きゅうしゅう北部ほくぶで100～200ミリ、

▽沖縄おきなわ地方ちほう、九州きゅうしゅう南部なんぶ、東海とうかいで100～150ミリと雨量うりょうが増ふえる見込みこみです。

また、風かぜや波なみの影響えいきょうも続つづき、

▽沖縄おきなわ地方ちほうではこのあとしばらく、

▽九州きゅうしゅうでは６ろく日にち夜よる遅おそくから７なな日にちにかけて、非常ひじょうに強つよい風かぜが吹ふくほか、

▽沖縄おきなわ・奄美あまみや九州きゅうしゅうの海上かいじょうは、猛烈もうれつなしけや大だいしけとなる見込みこみです。

気象庁きしょうちょうは、暴風ぼうふうや高波たかなみに警戒けいかいするとともに土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすい、落雷らくらい、それに突風とっぷうに十分じゅうぶん注意ちゅういするよう呼よびかけています。

台風たいふう15号ごうあすには小笠原おがさわら諸島しょとうに接近せっきん

日本にっぽんの南東なんとうの南鳥島みなみとりしま近海きんかいにある台風たいふう15号ごうは今後こんごも発達はったつしながら北西ほくせいへ進すすみ、７なな日にちには小笠原おがさわら諸島しょとうに接近せっきんする見込みこみです。

その後そのご、８はち日にち日曜日にちようびから９きゅう日にち月曜日げつようびにかけて、東日本ひがしにっぽんや西日本にしにほんの太平洋たいへいよう沿岸えんがんに接近せっきんするおそれがあります。

小笠原おがさわら諸島しょとうでは７なな日にち、猛烈もうれつな風かぜが吹ふき、海上かいじょうは大だいしけとなる見込みこみで、気象庁きしょうちょうは、暴風ぼうふうや高波たかなみに警戒けいかいするとともに、そのほかの地域ちいきでも今後こんごの台風たいふう情報じょうほうに注意ちゅういするよう呼よびかけています。