フィギュア
スケートの
羽生結弦選手が、23
日夜に
行われた
世界選手権の
フリーの
演技から
一夜明けて
報道陣の
取材に
応じ、「
ほかの
選手が
ミスのない
演技をしても“
羽生結弦には
勝てないな”と
思われるような
存在になりたい」と、
来シーズンへの
意欲を
改めて語りました。さいたま
市で
行われているフィギュア
スケートの
世界選手権で、
羽生選手は23
日の
男子シングル
後半の
フリーで、
今シーズンの
自己ベストを
更新する
得点を
出して
前半のショートプログラムとの
合計で
2位となりました。
羽生選手は競技から一夜明けて24日、大会会場で報道陣の取材に応じ、「今シーズンはモチベーションをたくさんもらえたシーズンだった。オリンピックを2回勝っているので、しっかりとプライドを持って、ほかの選手がミスのない演技をしても“羽生結弦には勝てないな”と思われるような存在になりたい」と来シーズンへの意欲を改めて語りました。
そして、23日の競技後、ジャンプの技術向上に取り組んでいくと述べたことについて、「けがをしている右足首の状態しだいだが、まずは、以前までできていた4回転ルッツをきちんとできる状態に戻し、そこから4回転フリップに挑戦する。それから4回転アクセルかなと思う。4回転アクセルをやりたいという目標が、今は勝つための道具になっている」と述べ、世界でまだ誰も跳べていない4回転アクセルを含め、演技に組み込むジャンプの種類を増やしていきたい考えを示しました。
また、世界選手権で優勝したアメリカのネイサン・チェン選手について「本当にかっこよかった。自分の実力を高めたいという意欲に駆られたし、次は難しいことを成し遂げて完全に勝ちたいと思った」と雪辱を誓っていました。