東京六大学野球で
最多の
優勝回数を
誇る法政大学野球部の
監督が
部員に
暴力をふるった
疑いが
あるとして
大学側で
調査した
結果、
暴力行為が
認められたため
この監督を
謹慎処分としました。ことし
1月、
法政大学や
日本学生野球協会に
野球部の
青木久典監督が
部員に
暴力をふるったという
告発文が
寄せられ、
大学側は
弁護士を
含めた
調査委員会を
設置して
事実関係を
調べてきました。
その結果、平成27年度から28年度にかけて、青木監督が暴力行為をしていたことが認められたとして、28日から青木監督を当面の間、謹慎処分とし、29日、所属する東京六大学野球連盟に報告書を提出しました。
青木監督の正式な処分は来月9日に開かれる日本学生野球協会の審査室会議で決まる見通しで、法政大学は具体的にどのような暴力行為が何件あったのかなど詳細については、審査室会議のあとに公表するとしています。
また、元監督の金光興二副部長が野球部の指導にあたり、来月13日に開幕する東京六大学野球の春のリーグ戦には出場する予定です。
法政大学は去年秋のリーグ戦で6年ぶりの優勝を果たし、早稲田大学と並んで最多の45回の優勝を誇ります。日本学生野球協会による青木監督への正式な処分が決まると、東京六大学の監督としては初めてのケースとなります。