愛知県の
大村知事のリコール・
解職請求に
向けた
署名の
大半が
有効と
認められなかった
問題で、
愛知県警察本部は
署名が
偽造された
疑いが
あるという
県の
選挙管理委員会からの
告発を
受け、
各自治体に
保管されている
署名簿の
差し押さえを
始めました。
愛知県選挙管理委員会は、
大村知事のリコール・
解職請求に
向けて
提出された
およそ43
万5000
人分の
署名簿の
中に、
同一人物によって
書かれたと
疑われるものが
あるなど83%が
有効と
認められず、
大量の
署名が
偽造された
疑いがあるとして
地方自治法違反の
疑いで
愛知県警察本部に
告発しています。
これを受けて警察は24日から、各自治体の選挙管理委員会に保管されている署名簿の差し押さえを始めました。
このうち名古屋市中川区内で集められたおよそ1万8000人分の署名が保管されている区役所の建物には、午前10時20分すぎ5人の捜査員が入りました。
そしておよそ20分後、署名簿が入った段ボール箱、5箱を運び出していました。
関係者によりますと、24日から3日間かけて県内の各自治体に保管されたすべての署名簿の差し押さえが行われる予定だということです。
警察は今後、署名の筆跡や署名している人物が実在するのかなど押収した署名簿を詳しく調べ、捜査を進める方針です。