栃木県足利市の
山火事は25
日で
発生から4
日がたちましたが、
空気が
乾燥していて
延焼が
続き、
消火活動は
難航しています。
鎮火の
見通しは
立っていないということで、
市は
引き続き合わせて207
世帯に
避難勧告を
出しています。
栃木県によりますと、2
月21
日に
足利市西宮町で
発生した
山火事は
延焼が
続いていて、25
日午後3
時の
時点で、
およそ100ヘクタールが
焼けさらに
燃え広がっているということです。
25日も自衛隊が上空からヘリコプターで消火活動を続け、地上からは消防が放水を行っていますが、空気が乾燥していて消火活動は難航し、鎮火の見通しは立っていないということです。
足利市は住宅地への延焼のおそれがあるとして、これまでに市内の合わせて207世帯に避難勧告を出していて、市内の3か所に設けられた避難所には、25日午後2時の時点で合わせて9世帯15人が避難しているということです。
また東日本高速道路によりますと、現場近くを走る北関東自動車道は24日夜から一部区間で通行止めが続いています。
市によりますと、これまでに火事によるけが人はいませんが、山中にある木造の神社の建物が全焼したということです。
また市内の一部の世帯では、消火活動で大量の水を使用した影響で断水が発生しましたが、25日午後3時ごろまでにすべて解消したということです。