米国は週末にかけて広範囲で厳しい冬の嵐に見舞われる見通しです。吹雪による車の立ち往生や航空便のキャンセルなどすでに影響が出始めており、バイデン大統領は22日、「事態を深刻に受け止め、地元当局の警報に耳を傾けるよう」国民に注意を促しました。
米国立気象局(NWS)は「世代に一度の」冬の嵐だと注意喚起しています。同日朝の時点で全米で1億1000万人超に雪や凍結に関する警戒情報が発令されました。
バイデン大統領は「この嵐は子どものころにあったようなスノーデー(大雪による休校日)ではない。深刻なものだ」と指摘しました。国民に「この嵐を極めて深刻にとらえてほしい」と呼びかけ、地域社会を支援する用意をチームで整えていると述べました。