日本新聞: 新型コロナ 4万人の抗体検査の結果公表ソフトバンクグループ

新型しんがたコロナ 4万まん人にんの抗体こうたい検査けんさの結果けっか公表こうひょうソフトバンクグループ

Jun 9, 2020 23:06

Furigana

ソフトバンクグループは、社員しゃいんや医療いりょう関係かんけい者しゃらを対象たいしょうに独自どくじに行いった新型しんがたコロナウイルスの抗体こうたい検査けんさの結果けっかを速報そくほう値ちとして公表こうひょうしました。4万まん4000人にん余あまりのうち、0.43％に当にあたる191人にんが陽性ようせいだったということです。ソフトバンクグループは、先月せんげつ中旬ちゅうじゅんから今月こんげつ8日にちまでに、社員しゃいんや取引とりひき先さき、それに医療いりょう機関きかんの関係かんけい者しゃら4万まん4066人にんを対象たいしょうに新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしたことがあるかを調しらべる抗体こうたい検査けんさを行おこない、結果けっかを公表こうひょうしました。

それによりますと、191人にん、0.43％が陽性ようせいだったということです。

このうち、医療いりょう機関きかんの関係かんけい者しゃは5850人にんのうち105人にん、1.79％が陽性ようせい、社員しゃいんや取引とりひき先さきの関係かんけい者しゃは3万まん8216人にんのうち86人にん、0.23％が陽性ようせいでした。

新型しんがたコロナウイルスの抗体こうたい検査けんさは、厚生こうせい労働ろうどう省しょうが今月こんげつから1万まん人にん規模きぼで実施じっししているほか、民間みんかんの診療しんりょう所しょなどでも行おこなわれていますが、精度せいどに課題かだいがあるほか、抗体こうたいがあると再ふたたび感染かんせんするのを防ふせげるかどうかなどは、まだわかっていませんが、地域ちいきでの感染かんせんの広ひろがりを把握はあくすることなどに役立やくだつと考かんがえられています。

ソフトバンクグループが9日にち夜よる、行おこなったネット配信はいしんの中なかで国立こくりつ国際こくさい医療いりょう研究けんきゅうセンターの大曲おおまがり貴夫たかお国際こくさい感染かんせん症しょうセンター長ちょうは、「ＰＣＲ検査けんさも含ふくめ、症状しょうじょうがある人ひとが早はやく検査けんさを受うけられる環境かんきょうづくりが最さい優先ゆうせんで、いわゆる第だい2波はへの対策たいさくのためにも大事だいじだ」と述のべました。