日本新闻: 入国制限緩和第1弾はベトナム今月下旬にも相互入国で調整

入国にゅうこく制限せいげん緩和かんわ第だい1弾だんはベトナム今月こんげつ下旬げじゅんにも相互そうご入国にゅうこくで調整ちょうせい

Jun 15, 2020 16:06

Furigana

外国がいこく人じんの入国にゅうこく制限せいげん措置そちについて、政府せいふは、ベトナムとの間までビジネス関係かんけい者しゃらに限かぎり、ＰＣＲ検査けんさの実施じっしなどを条件じょうけんに、今月こんげつ下旬げじゅんにも相互そうごに入国にゅうこくを認みとめる方向ほうこうで最終さいしゅう的てきな調整ちょうせいに入はいりました。新型しんがたコロナウイルスの水際みずぎわ対策たいさくとして、日本にっぽんでは、外国がいこく人じんの入国にゅうこくを制限せいげんしていますが、政府せいふは、感染かんせん状況じょうきょうなどを考慮こうりょして、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4か国かこくと緩和かんわに向むけた協議きょうぎを行おこなっています。

これまでの協議きょうぎで、制限せいげん緩和かんわの第だい1弾だんとして、感染かんせん状況じょうきょうが落ち着おちついていて経済けいざい界かいからの要望ようぼうも強つよいベトナムと、ビジネス関係かんけい者しゃや技能ぎのう実習じっしゅう生せいらに限かぎり、今月こんげつ下旬げじゅんにも相互そうごに入国にゅうこくを認みとめる方向ほうこうで最終さいしゅう的てきな調整ちょうせいに入はいりました。

政府せいふは、国内こくないでの感染かんせん拡大かくだいを防ふせぐため、入国にゅうこくする外国がいこく人じんには、

▽日本にっぽんを訪問ほうもんする前まえにＰＣＲ検査けんさで陰性いんせいを証明しょうめいすることや、

▽入国にゅうこく時じにも、空港くうこうで検査けんさを行おこなうこと、

▽滞在たいざい先さきの計画けいかくの提出ていしゅつを求もとめる方針ほうしんです。

ベトナムから日本にっぽんへの入国にゅうこくが実際じっさいに始はじまる時期じきは調整ちょうせい中ちゅうですが、今月こんげつ下旬げじゅんにも、日本にっぽんのビジネス関係かんけい者しゃのベトナムへの渡航とこうが始はじまる見通みとおしです。

入国にゅうこく制限せいげん措置そちの緩和かんわをめぐっては、タイとも協議きょうぎが進すすんでいる一方いっぽう、オーストラリアとニュージーランドからは、日本人にっぽんじんの早期そうきの受け入うけいれに慎重しんちょうな意見いけんも出でています。

茂木もぎ外相がいしょう「緩和かんわは段階だんかい的てきに」

茂木もぎ外務がいむ大臣だいじんは、参議院さんぎいん決算けっさん委員いいん会かいで「出入国しゅつにゅうこく規制きせいの緩和かんわは段階だんかい的てきに進すすめたい。第だい1段階だんかいとして、ビジネス上じょう必要ひつような人材じんざいや専門せんもん家かなどから始はじめ、その後そのご、例たとえば留学生りゅうがくせい、最終さいしゅう的てきには観光かんこう客きゃくも含ふくむ一般いっぱんの方々かたがたということになる。感染かんせんが収束しゅうそくしている国くに、医療いりょう体制たいせいなどもしっかり整ととのっている国くにを見極みきわめ、適時てきじ適切てきせつにどういった国くにのどういった人材じんざいから再開さいかいするか、鋭意えいい検討けんとうしていきたい」と述のべました。

また、台湾たいわんは緩和かんわの対象たいしょうにならないのかと問とわれたのに対にたいし、茂木もぎ大臣だいじんは「今回こんかいのコロナ感染かんせん症しょうの封じ込ふうじこめや収束しゅうそくで、台湾たいわんが世界せかい的てきに見みても非常ひじょうにすぐれた対応たいおうをしていることは間違まちがいない。よく検討けんとうしたい」と述のべました。