米宇宙企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」のトイレが故障した問題で、今月国際宇宙ステーション(ISS)から地球に帰還する宇宙飛行士らは着陸までの数時間、トイレなしで過ごす状況に迫られています。
米航空宇宙局(NASA)商業乗組員プログラム責任者のスティーブ・スティッチ氏は、乗組員らは「下着」に依存せざるを得ないと語りました。
トイレ問題はスペースXが先月、別のクルードラゴンのカプセルを検査した際に発覚しました。同社によると、尿を貯蔵タンクへと送るチューブが外れ、カプセルの床下に漏れが発生していました。