3
日朝早く、
高知県の
室戸岬沖で
貨物船が
小型の
漁船と
衝突し、
漁船に
乗っていた2
人のうち
男性1
人が
死亡しました。
高知海上保安部によりますと、3日午前6時前、高知県の室戸岬沖の南方およそ10キロの海上で、貨物船「碧南丸」(1989トン)と小型の漁船「神龍丸」(4.9トン)が衝突しました。
この衝突で漁船が転覆し、乗っていた2人のうち58歳の男性が船内で見つかって漁業関係者に救助されましたが、搬送された病院で死亡が確認されました。
もう1人の20代の男性は転覆した船の上にいるところを別の漁船に救助されて手当てを受けていますが、意識はあり命に別状はないということです。
海上保安部によりますと、漁船はサンゴ漁の船だということです。
また貨物船はセメント運搬船で、山口県周南市の港を出発し愛知県の衣浦港に向かっていたということです。
海上保安部は転覆した漁船を港にえい航し、当時の状況などを詳しく調べることにしています。