北海道根室市のショッピング
センターで
店員が
包丁で
切りつけられた
殺人未遂事件で、
逮捕された
男子中学生が
事件の
直前に
近くの
店で
包丁を
購入していたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
19日、根室市常盤町のショッピングセンターで、50代の店員の女性が首などを包丁で切りつけられ大けがをした事件では、14歳の男子中学生が殺人未遂の疑いで逮捕され21日、身柄を検察庁に送られました。
事件当日の午後1時すぎ、現場から400メートルほど離れた100円ショップで男子生徒が新品の包丁1本を購入していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
事件が起きたのは、そのおよそ15分後のことで、警察は、包丁を購入してすぐに徒歩で向かったとみています。
防犯カメラの映像で来店当時の様子を確認したという100円ショップの店長は、「入店してすぐに包丁売り場に直行していたので、最初から包丁を買う目的だったのだと思う」と話していました。
男子生徒は被害者の女性と面識がなく、捜査関係者によりますと、「誰でもよかった」などと供述しているということで、警察は、購入した包丁で無差別に切りつけたとみて、さらに動機などを調べています。