台湾の大型書店「誠品生活」 人気の雑貨も
出店するのは、若者を中心に人気を集め、およそ50店舗を展開している台湾の大型書店、「誠品生活」です。
東京・日本橋に27日、オープンする「コレド室町テラス」の中に、およそ2900平方メートルの売り場が設けられ、書籍のほか、文具や台湾で人気の雑貨などが販売されます。
海外作家も含め10万冊以上
この書店は、出店する土地の文化や人々の好みに合わせて店づくりや品ぞろえを進めるのが特徴で、日本の店舗では国内外の小説や人文系の書籍を中心に、手に入りにくい海外作家の作品も含めて10万冊以上の本や雑誌を扱うということです。
「文学回廊」で世界の名作を
店内には座って本を読むことができるスペースが随所に設けられているほか、窓際にはおよそ30メートルにわたって世界の名作を並べた「文学回廊」と呼ばれるコーナーもあり、好みの本を探しながらゆっくりと読書を楽しむことができる工夫が施されています。
営業部長「影響を与える本と出会える場所に」
「誠品生活」が日本に出店するのは初めてで、誠品生活ジャパンの謝月貴営業部長は「日本を含め世界で読書離れが進む中で、誰でも気軽に入れる場所として読書のきっかけを作り、訪れた人の人生に影響を与えるような本と出会える場所になればと思います」と話しています。