アメリカの
宇宙開発ベンチャー
企業、
スペースXは、28
日、およそ100
人が
乗れ、
繰り返し
使える
大型宇宙船「スターシップ」の
試作機を
公開し、CEOのイーロン・
マスク氏は、
宇宙開発に
変革をもたらす
宇宙船だと
強調しました。
宇宙開発ベンチャー
企業、
スペースXのCEO、イーロン・
マスク氏は28
日、
開発施設の
あるテキサス
州で
新たな
宇宙船、「スターシップ」の
試作機を
公開しました。
「スターシップ」は、全長およそ50メートル、直径9メートルで、最大でおよそ100人が搭乗できるように作られていて、開発中の大型ロケット「スーパーヘビー」に搭載して打ち上げる計画です。
また、「スターシップ」は、乗客を乗せて宇宙から地球に戻り、繰り返し使えるということで、マスク氏は「どんな乗り物も、再利用できなくては普及しない」と述べ、宇宙開発に変革をもたらす機体だと強調しました。
スペースXは、この宇宙船を月や火星、そしてその先の太陽系の惑星への飛行に使う計画で、今後、試作機をさらに複数作り、2か月以内に離陸と着陸の試験を開始して、早ければ2022年には火星への貨物輸送を始めるとしています。