内閣府が発表した今年1月から3月までのGDPは、物価の変動を除いた「実質」で前期比0.9%のマイナスでした。年率に換算すると3.4%のマイナスで、消費税増税で大きく落ち込んだ前期からさらに下落し、2期連続の大幅悪化です。
旅行や外食など「個人消費」が大きく落ち込んだほか、世界的な経済停滞で輸出が大幅に減少しました。
また、4月から6月期はGDPが20%を超えるマイナスと、リーマン・ショック後を超え戦後最悪の下落となる民間の予測も出ています。雇用や賃金の悪化も予想され、日本経済は厳しい局面を迎えています。