また、足立区でも独自に調査した結果、在庫とされるワクチンの大半がすでに予約が入っている接種の分などで余っているワクチンはほとんどなかったということです。
自治体では希望する量のワクチンが届かず接種の新規予約を一時停止する動きなどが相次いでいますが、国は全国に配送したファイザーとモデルナのワクチンのうち、VRS上の記録ではおよそ4割に当たる4348万回分余りが今月18日の時点で接種に使われていないとしています。
このため、来月後半も一定量の在庫があると見なした市区町村への配分を1割削減する方針で、今月26日に割り当てを示すことにしています。
厚生労働省は「ほかの自治体からも余っているワクチンは限られているという声が寄せられている。来月末以降はすべてのワクチンを都道府県に配送したうえで市区町村へ配分してもらう方式に切り替えるので、接種状況などを踏まえて調整してほしい」としています。