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日昼前、
静岡県川根本町内の
大井川鉄道で、
列車が
倒木に
接触し、
けが人はいませんでしたが、
乗客が3
時間ほどにわたって
足止め状態となりました。
大井川鉄道によりますと、9日午前11時45分ごろ、大井川鉄道本線の下りの普通列車が、川根温泉笹間渡駅と地名駅の間を走行中に、架線に木が倒れかかっているのに気付き、ブレーキをかけて停止しましたが、車両の屋根の部分に倒木が接触しました。
列車には乗客67人と運転士1人が乗っていましたが、けが人はいないということです。
乗客は列車の中で足止め状態となり、その後、700メートルほど離れた地名駅まで歩いて移動し、およそ3時間後に代行バスで輸送されたということです。
この影響で大井川鉄道本線はおよそ3時間にわたって金谷駅から千頭駅の間の全線で運転が見合わされ、合わせて680人に影響が出ました。
大井川鉄道によりますと、現場付近では、台風から変わった温帯低気圧の影響で午前中に風が強く吹いていて、この風で木が倒れたとみられるということです。