Báo tiếng Nhật: 茨城妻子6人殺害の裁判上告退ける判決死刑確定へ最高裁

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N2 Feb 21, 2025 17:02 69

Furigana

茨城いばらき県けん日立ひたち市しで妻つまと子こども6人にんを殺害さつがいし、放火ほうかした罪つみなどに問とわれ1審しんと2審しんで死刑しけいを言い渡いいわたされた被告ひこくについて、最高さいこう裁判所さいばんしょは「人命じんめい軽視けいしの態度たいどが甚はなはだしい」として上告じょうこくを退しりぞける判決はんけつを言い渡いいわたし、死刑しけいが確定かくていすることになりました。

日立ひたち市しの無職むしょく、小松こまつ博文ひろぶみ被告ひこく（40）は8年ねん前まえの2017年ねん、自宅じたくで当時とうじ33歳さいの妻つまと、3歳さいから11歳さいまでの5人にんの子こどもを包丁ほうちょうで刺さして殺害さつがいしたうえ、部屋へやに火ひをつけたとして、殺人さつじんと放火ほうかなどの罪つみに問とわれました。

被告ひこくは起訴きそされたあと心不全しんふぜんなどを発症はっしょうして一時いちじ、心肺しんぱい停止ていしになったということで、弁護士べんごしは「後遺症こういしょうで事件じけん当時とうじの記憶きおくを失うしなっていて、裁判さいばんを打ち切うちきるべきだ」と主張しゅちょうしましたが、1審しんと2審しんは死刑しけいを言い渡いいわたし、被告ひこく側がわが上告じょうこくしていました。

21日にちの判決はんけつで最高さいこう裁判所さいばんしょ第だい2小しょう法廷ほうていの草野くさの耕一こういち裁判さいばん長ちょうは「裁判さいばんを打ち切うちきるべきだ」という主張しゅちょうについて、上告じょうこくする理由りゆうにあたらないとして退しりぞけました。

そのうえで「6人にんの生命せいめいを奪うばった結果けっかは極きわめて重大じゅうだいで、人命じんめい軽視けいしの態度たいどが甚はなはだしい。自首じしゅをして事実じじつを認みとめるなどの事情じじょうを考かんがえても死刑しけいはやむをえない」と述のべて上告じょうこくを退しりぞけ、死刑しけいが確定かくていすることになりました。