22
日朝、
山形県上山市のJR
奥羽本線で、
普通列車が
停車する
予定の
駅を
誤って
通り過ぎるトラブルがありました。JR
東日本は、
山形新幹線に
駅で
待っていた
乗客を
乗せる異例の
対応をとりました。
JR東日本によりますと、22日午前8時45分ごろ、JR奥羽本線の山形行きの下りの普通列車が、上山市の茂吉記念館前駅で停車すべきところ、誤って通り過ぎました。
運転士は駅に入る直前に気付き、非常ブレーキをかけましたが間に合わず、列車は駅のおよそ50メートル先で止まったということです。
この駅で降りる予定の人がいなかったため、列車はそのまま次の駅に向かいました。
しかし、駅で待っていた7人が乗車できなかったことから、JR東日本は、後続の山形新幹線を本来は止まらないこの駅に停車させ、客を乗せる異例の対応をとりました。
これにより、列車の運行に最大で18分の遅れが出て、普通列車と新幹線の乗客合わせておよそ420人に影響が出ました。
運転士は普通列車と山形新幹線の両方の運転を担当していて、新幹線では停車しない駅だったことから誤って通過してしまったと話しているということです。
JR東日本は「ご迷惑をおかけし、深くおわびします。このようなことを繰り返さないよう改めて指導を徹底してまいります」とコメントしています。