逮捕されたのは、
札幌のススキノで
飲食店などを
運営する
グループの
代表、
木下大夢容疑者(30)など、20
代から30
代の
男女合わせて11
人です。
警察の調べによりますと、木下容疑者らは去年夏ごろ、ススキノの店に勤める従業員や知人らに指南して、新型コロナの影響で売り上げが落ち込んだ事業者を対象とした持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
警察は、捜査に支障があるとして、いずれの認否についても明らかにしていません。
警察によりますと、木下容疑者らが中心となって希望者を募り、虚偽の書類を提出するなどの手口を指南し、150人以上がおよそ1億5000万円を超える給付金を不正受給したとみられるということです。
警察は、こうした給付金の一部が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて、組織的な不正受給の実態や資金の流れなど全容の解明を進めることにしています。